つくる人をふやす会社[カヤック]:『この「社則」、効果あり。』

面白法人カヤックの柳澤氏の著書『この「社則」、効果あり。』を読んだ。
7月初めに発売され、2時間で読み終わって上司やら友人に貸したところ、まわりまわってひと月。ようやくこの手に戻ってきました。そんな感じの本です。
内容は、ユニークな制度を持つ企業の紹介のほか、著者自身の会社「面白法人カヤック」の面白制度やスタイルを紹介しています。


前田建設のファンタジー営業部やビジネスネームを使うレンタルのニッケンなんかも面白いけれど、やっぱり同じ制作会社としてはカヤックのスタイルが気になります。

会社の経営理念も、仰々しく掲げても社員が意識してなければ意味はないですよね。その点、カヤックの理念は「つくる人をふやす」。

    つくることは、見つめること。

  • 人はつくることを通して、自分が「何を美しいと感じ、何を醜いと感じるか」「何が好きで、何が嫌いか」という価値基準を知る。
    つくることは、与えること。

  • 人はつくることを通して、「他人が喜んでくれることが、自分の喜びになる」という感覚を知る。
    つくることは、つながること。

  • オープンに、気軽に、「つくる喜び」をあらゆる人へと広げる市場。そんな場があれば、それがきっと多くの人の、「つくる」をはじめるきっかけになる。

それぞれの詳細は⇒「カヤックの経営理念
カヤックスタイルの「「何をするか」より「誰とするか」」とか「それって漫画っぽい?」、「量が質を生む」。これってつくる喜びを知っている人なら、すぐにうなずけることだと思う。
カヤックは採用の基準もディレクター、デザイナー、プログラマーに絞って採用しているのだそうです。全員がつくる人、またはつくる喜びを知っている人って素晴らしいですよね。

仕事に関する価値観の違いとか、知識に雲泥の差がありすぎるとコミュニケーションって生まれにくいですから。

うちの会社でもそれぞれがしっかりしたスキルを持っている人が集っているのに、なかなか知識の共有がされず、ブレストもおこりません。諦めるのは簡単なのですが、それではやはり楽しくない…。まずはそんな土壌を変えていかねばならんのだな…大変だなぁ。よっしゃ!明日から頑張ろう。なんて思うのだった。

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