フリーランスの老後と税金を考えて確定拠出年金に加入してみる

老後って…不安よね。毎日黙々と仕事しながら、ふと考えるわけですが、私、会社員を8年やった後フリーランスなので、こりゃもう年金少なっ。貯金もないしポックリいきてぇ!と考えるんですが、そうはいかないのが人生。

ってなわけでフリーランスになってすぐに「小規模企業共済」に入り、退職金の準備。同時に、病院など行かないのに健康保険料がバカ高いので、文美国保に入って保険料を抑える。ってことをして少しは安心してたんですが、今年の確定申告を経て住民税の通知が来て、これまたバカ高っ。クソ高っ。会社員の時って明細すら見てないので気にしなかったけど、自分の手で支払うって考えると何か悔しい。すごく悔しい。

そこで、今度は住民税を抑えるべく「節税&老後」を考えて行き着いたのが、「個人型確定拠出年金」。
略してDC!
いわゆる401k!
(遅かった?)

ムダなものを買って経費にするよりも、65歳になった私が昔の自分に感謝してくれるように。ここは将来の自分に、えいやっとお金を飛ばします。

ってことで、勉強してみたのがコレ↓

金融機関がぜったい教えたくない『年利15%でふやす資産運用術』(竹川 美奈子 (著) )」。年利15%なんて、嘘のように勇ましいタイトルですが、フリーランスや自営業にとっては「所得控除」の面も合わせて、あながち嘘でもないみたい。

フリーランスな人は月額最高68,000円。会社員で厚生年金に加入していても、その会社で確定給付企業年金・厚生年金基金・企業型確定拠出年金とか入ってなければ、月額上限23,000円まで個人型拠出年金に加入できます。そしてこの本は「個人型拠出年金」に加入できる人を対象にした本なので、これに該当しない人が読んでもあまり意味がありません。

この本では、確定拠出年金(個人型401k、DC)とは何かから始まり、金融機関の選び方、年代による運用の考え方などわかりやすく解説しており、個人型401kの対象者で、「税金もっと安くしたい!」って方にはお勧めです!

小規模企業共済と同様に、掛け金は全額所得控除。これまず大事。運用次第で老後は少しウハウハ。デメリットとして「60歳までは解約できない」、元本保証ではないので運用実績により「損する場合もある」ってのがあるけども。何もせずにうっかり60歳以上まで生きて、ひもじぃ〜思いをするよりはマシ。

税金面では、例えば毎月1万をDCに掛けたとすると、年間で12万。仮に課税所得が330万〜695万円だとすると所得税率20%と住民税10%で、約3万6千円安くなるって言うじゃないの。3万円を掛けたら約10万も税金が安くなるってことですよ。やだこれ何で教えてくれないの?

でも個人型401kは、小規模企業共済と違って、“どこで”“何に”投資するかが重要。「投資」だとか「運用」だとか何か面倒くさいけど、決めてしまえば後はほぼ放置できるので、ちょっと検討してみようと思ったわけです。検討というか、もう加入する気満々だけど。

口座管理料が安いのは「スルガ銀行」と「SBI証券」

パラパラと読んで、まずは始めてみようかと思い、最初に突き当たるのが口座選び。加入の際に初年度の加入手数料が2,700円。これはどの金融機関でも同じ金額。ほかに、毎年口座管理料がかかります。この本では、継続的なコストが安い金融機関として「スルガ銀行」と「SBI証券」をあげています。スルガ銀行は年間の口座管理料が1,956円。SBI証券は資産50万以上で1,956円なので、積立の場合、掛け金によっては数年後にこの金額が適用され、それまでは5,736円。他の金融機関は大体が年間5,000〜7,000円以上。

しかし、継続的なコストは「年間の口座管理料」のほかに、ファンドにかかる「運用管理費用(信託報酬)」というのがあり、これはファンドごとに異なります。ファンドを有する限り毎年引かれるもので、10年後、20年後の資産から引かれる金額は、結構なものです。

信託報酬低めの品揃えは「琉球銀行」と「岩手銀行」が◎

そこで、本書では低コスト(信託報酬が安め)のファンドの品揃えがいい金融機関として「琉球銀行」と「岩手銀行」をあげています。「口座管理料」は、琉球銀行6,468円、岩手銀行6,744円と高めですが、信託報酬0.16%など低コストの商品が揃っています(スルガなどは0.47%〜)。この信託報酬がクセ者で、例えば20年後に資産が1,000万あったとすると、信託報酬0.16%と0.47%ではその差30,000円。おおざっぱに言うと、これが毎年引かれるので、この差は侮れません。口座管理料と合わせてどこが得なのかは、掛け金と総資産、運用期間にもよると思いますが。。

ということで、本書で候補にあげていた金融機関に資料請求。

そのほかの機関は、個人型確定拠出年金のサイトで確認できます(リンク切れ多数ですが)。

ちなみに岩手銀行はネット上ではなくコールセンターへのお電話で、しかもこのコールセンターは野村證券らしい。何か、あれもこれもと勧誘されそうでいやだな…と思ったら、あっさり「加入資格があるか」と「送付先」だけ聞かれて終わり。いい感じでした。

でも、野村證券もいい

で、自分が東北出身ということもあり、岩手銀行で決まりだな(ここテキトー)…と思っていたら、いわぎんのラインナップは、ほとんどが野村アセットマネジメントの商品。そしてそれは野村證券でも扱っており、野村證券の口座管理料は5,952円。あれ?野村證券のほうが安くてもっと品揃えが良い…。

そこで、結論。


金融機関がぜったい教えたくない『年利15%でふやす資産運用術』」でも教えてくれなかった、401kのお得な金融機関は、「野村證券」である。ということかしら。

各金融機関の商品ラインナップは都度追加されたりしているようなので、この本の発刊時は、野村證券のラインナップが魅力的じゃなかったってことかも。401kに影響あるのか分からないけど、来年からNISA(←これもよくわかんない)もあるので、それぞれが顧客獲得のため強力ラインナップを揃え始めているのかも。ということは、スルガ銀行が低コストの商品を扱い始めたら、スルガが最強ってことになりそうです。

ちなみに、初年度から月42,000円以上拠出できるなら、SBI証券でも信託報酬安めの商品があるので、SBIも外せません。私はこの際、信託報酬低めのラインナップを揃えようと思うので、野村でいこうと思います。

さらに、ファンド選びはもっと慎重にいきたい!って方は、こちらのサイトがオススメ。

会員登録すると、実際のファンドでポートフォリオが作れるので、気になる機関の商品ラインナップで、運用シミュレーションができます。

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