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Webプロジェクトマネジメント標準 PMBOK(R)でワンランク上のWebディレクションを目指す
/林 千晶 (著), 高橋 宏祐 (著) /技術評論社
「世界標準 プロジェクト管理の知識体系 PMBOKに基づくWebディレクションの新スタンダード」
『あなたのプロジェクトを成功に導く!Webサイトプランニングブック』はサイト制作の前のプランニングから制作・開発に至るまでの参考書でしたが、この『Webプロジェクトマネジメント標準 PMBOK(R)でワンランク上のWebディレクションを目指す』は、その後の具体的な制作・開発のマネジメント方法について。
実際のところ、Webって1人〜少人数でやることが多いし、そんな"プロジェクト"だなんて大それた呼び名は...なんて思ってましたが、年々Web業界も細々とやっていては生き残っていけないようです。作業の効率化を考え、新人も入ってきて作業分担することになると、そこで問われるのがマネジメント力なんですよね。私、まるっきりありません。
PMBOKって何?ってところからのスタートですが、なんだかこういった略語、PDCA とかAIDMAとかAISASとか、鳥肌が立つほど嫌いなんですが、困ったことに重要。
PMBOKとは、米PMIが発行するプロジェクトマネジメント知識体系で、A Guide to the Project Management Body of Knowledgeの略なんだそうです。
しかしはじめにこの本では、「緻密に体系化された"フレームワーク"であり、"バイブル"ではないから、WEB制作ではPMBOKに則ってガチガチになる必要はない。まずはすべてを検討する網羅性と状況に応じて変更を加えること。大事なのは方法論の遵守ではなくプロジェクトの成功なのだから」と説いています。安心。
プロジェクトチャーター、WBS、ガントチャート、体制図、品質管理やリスク管理、コストやタイムマネジメント.........。かくあるべき、というか、めんどくさいけど理想のプロジェクトの進め方が、一番身近なWEBという業種での例で説明されているので、実践に移しやすいかもしれない。
あなたのプロジェクトを成功に導く!Webサイトプランニングブック (WSe Books # 6) (wse Books)/村上知紀/技術評論社
Web構築のためのワークフロー伝授本は多々あれど、この本はそもそものプランニングに特化した解説本。
Web制作会社が自社でWebサービスを立ち上げるってのが最近多いですが、うちの会社でもその波にのったのか、時代の流れでそうなったのか、自社サービス開発チームを立ち上げることに。「何か面白いもの作ろうぜっ」的なノリで始まったはずなのに、戦略やら計画やら考えることになり...やっぱカイシャってめんどくさいっ。とも言ってられず...。
いざ某かのWEBサービスを立ち上げようと思った時に、まず何から始めて良いのかわからなくなってしまうもの。そこでこの「Webサイトプランニングブック」に頼ってみた。
新しいWebサイト立ち上げの際の全体のビジョンの醸成、コンセプトを揉んで捻って絞り込んで具体化する方法から実際の制作・開発のプランニングや運営のヒントなど、重要な部分が凝縮されていて、図解も多く非常に分かりやすい。
自社サービスを立ち上げるという任務がなければ、「へぇ〜」で終わってた本かもしれない。必要に迫られてたまたま見つけたこの本を教科書代わりにプランニングして、なんとか開発のちょっと手前まで持ってこれたかも。感謝!
これからが大変だが、がんばる。
そうなんだ〜と、唸るような内容ではないものの、全体的に表現が分かりやすかった。やはりアウトプットすることって大事。モヤモヤを発散しただけでスッキリして余裕が生まれるしね。たとえ問題が解決されてなくても。そしてアウトプットは、文章でも言葉でも歌でも踊りでも思い立ったら即!ってこと。ついつい「○時ピッタリになったら」とか「来月の1日」からとか「来年こそは」とか考えがちだけど、自分に「1時間以内に」というタイムプレッシャーをかけてやるほうがフル回転するのだそうだ。納得。
- 「命の輝きを放つための5つの行動」
- 【1】クリエイティビティ(創造性)をもつ
- 【2】セレンディピティ(偶然の幸福に出会う力)がある
- 【3】オプティミスト(楽天家)である
- 【4】ダイナミックレンジ(情報の受信範囲)が広い
- 【5】イノベーション(改革・革新)を忘れない
「痛くない注射針」というものの存在は知ってましたが、失礼ながらこの岡野社長の存在は全然知りませんでした。。。
私は、自慢じゃないけど人付き合いはかなり苦手。なので、「世渡り力」ってかなりそそられるタイトルです。
終始べらんめぇ口調でオレ様風に書かれているので、最初は結構引きましたが、かなりスカッとします。俺の機械は誰にも触らせねぇ。てやんでぃ、こっちからお断りでぃ。みたいな、絵に描いたような町工場の頑固社長っぽいところがまた面白い。
で、岡野社長の言う「世渡り力」は「うすっぺらい世渡り上手」とはまた違う、「人と情報のマネジメント力」のことだそうです。世界一の職人といえど、下町の金型屋の二代目で、失敗して痛い目にもあったし人にも泣かされてきた。若い頃から揉まれて養われた「世渡り力」を、大企業とのすったもんだを交えながら、企業や人とのつきあい方、交渉力、情報収集力、演出力、イヤなやつ&ナメてかかるやつの対処法などのノウハウを教えてくれます。
「社長だからこそ」という部分も多いので、明日すぐに役立つものではないかもしれないけど、この先いろんな場面で思い出して読み返したくなる本でした。
印象に残ったこと。抜粋(いいんだっけ?)
- チャンスは人が持ってくる
- いい加減なつきあい方をしてれば、大きなチャンスを抱えた人だって、素通りしちまう。
- └肝に銘じます。
- 一流を見せてくれるリーダーとつきあえ
- お金がないもん同士で群れてたってダメなんだよ。大事なのは一流を見せてくれるリーダー格が一人いることなんだ。
- └ほんと、広い世界を見る、感じるって大事。求む!一流のリーダー...
- 落語は世渡り力の教科書だ。
- 落語を聴き込んで、そこに込められている発想や知恵を身につけてみなよ。商売観や仕事観が間違いなく変わるね。
- └やっぱり?気になっていたので聴いてみよう。
- 必ずできると信じろよ
- 必ずできるって信じることがモノづくりでは一番大切なんだよ。それさえ揺るがなきゃ途中の失敗なんか何でもねぇんだ。
- └感性のデータに基づく勘「揺るぎなく」
- 失敗するたびに新しい発想を生むヒント
- ・俺はおんなじ金型をつくれない。(略)注文先から追加注文があったら俺はいうんだ。「おんなじものはできねぇよ。もっといいもんならできるけど」
- └テヘッって最後につけたいね。
- 真似やパクリでなく「誰もしていない仕事」をしよう
- 「誰もできない」「世界で初めて」なんて聞くとウズウズしてきてたまんないね。(略)全力投球しなきゃって気持ちになるんだ。
- └わかる!ウズウズ感は分かるけどまだ実行が伴わないもので...ガンバロウ...。



